LEDミラージュ サリオン騎

以前その半透明の部品を見てどう考えてもうまく作る自信がなくなかなか手が出せなかったWAVEのキットに、満を持して挑んでみた。
     


無塗装だとちょっと透け過ぎ全体的にバランスが悪い感じになるため、裏側を薄く白で塗装し乳白色に近い仕上がりに。


ボディは裏側を白に、肩・胴などは黒鉄色、あと足とベイル(盾)のラインの赤に一部ガンダムマーカーのゴールドを使用。
デカールは貼り付けた時点ではこれ大丈夫?と心配だったが(特に脛のファイヤーパターンが)、トップコート噴き付け後はいい感じに貼り付いた。


仕上げは光沢トップコート。これでもかというぐらい噴いてテカテカに。


表面は無塗装なので、スミ入れは油性の流し込みタイプを採用(もちろんトップコートの前にね)。
その名の通り流し込むだけなので超楽チンでした。
しかしこの情報量の多さ。痺れる。

ただ、ガンプラと違って腰回りに嵌合の悪い部品があったり、兜は普通に取り付けると顔面が完全に隠れるし(僕はティッシュとパテで埋めた)胴と胸・腰部など接着の順番を間違えると取り付けられない部分もあるので要注意。

あとスカート部もちょっと工夫しないと綺麗なシルエットにはならない(そもそもちゃんと組み付かない)。僕はランナーを小さく切り出して裏側に接着し補強しました。



制作所要期間は約2ヶ月、個人的にはなかなか満足のいく出来となった。
ウェーブのこのシリーズは3,000円そこそこで買えて部品点数もそれほど多くなくオススメです。
次は同じWAVEのエンゲージにチャレンジしようと思います。


WAVE ファイブスターストーリーズ 1/144 レッドミラージュ サリオン機 FS102

WAVE ファイブスターストーリーズ 1/144 レッドミラージュ サリオン機 FS102

『お母さんの恋人』 伊井直行

お母さんの恋人

お母さんの恋人

    
「お母さんとお父さんが出会ったとき、お母さんは三十六歳だった。お母さんはわたしを産んだ後、三十八歳で亡くなった。」

冒頭のこの一文で始まる物語は、しかしながらこの一文で想像されるような(といってもどんな想像するかは個々人で違うとは思うが、少なくとも僕が想像したような)ストーリーとはまるでかけ離れたものだった。

とんでもない起伏があるわけでもなく、ある意味ふわふわした、それでいて部分的には妙にリアルなところもある掴みどころの無い作品ではあったけど、個人的には没頭して読みふけった、読書を楽しめた作品だった。

先日読んだ『ストーナー』もそうだったが、こういうまず最初に結果が伝えられていて、後は如何にその結果に辿り着くかを楽しむ作品が、僕はけっこう好きなのかもしれない。死ぬか生きるか・結ばれるか別れるかなんて結局作者の思い1つでどちらにも転ぶものだから、予め結果が提示されていることでそこに思いを巡らせる必要が無いのがいいのかもしれない。

     

(今更ですが)去年出逢った曲ベスト 邦楽篇


おやすみホログラムは「ニューロマンサー」という曲のタイトルで(まんまと)引っかかって、現在ちょっと気になり中。
ニューロマンサーも悪くないけど、このtoo youngは最高に好き。シンプルで美しいメロディと、どこかeverything but the girl を思い起こさせる曲のアレンジがピタッと嵌まって凄い名曲になっている(気がする)。

  • BiSH 『BiSH-星が瞬く夜に』


これもアイドルソングなんだけど(笑)、最高にカッコよくて直球ストレートな感じが大好き。
BiSHはボーカルにそれぞれ個性があって、聴いていて楽しい。
     


3年前に出たアルバムの1曲。去年出たアルバムの曲も、もうどれも洗練されまくってて大好きですが、去年はこういう元気出せよ!的な曲が心に刺さった1年だった気がする(別に辛いことがあったわけでもないが)。
         

  

幸福

幸福

昨年出た待望のアルバムからはもちろんこの曲。(Youtubeにこの曲が無い!残念!)
今までの岡村靖幸が正当に進化してきたうえでたどり着いた、ひとつの境地ともいえる1曲。
靖幸の新曲に、ここまで感動できる日がまた来るなんて!!!と多くのファンが思ったに違いない。
ひたすら渋い、カッコいい。
     

『Vincent』 Car Seat Headrest


去年出会った洋楽では、これが一番衝撃的だったかな。
ボーカルはいかにもオタク(Nerd!!)って感じで好印象。
久々にカッコいいロックを聴いた気がする。

ティーンズ・オブ・ディナイアル

ティーンズ・オブ・ディナイアル


アルバムも購入しましたが、やっぱりこのVincentがいちばんいいかな。
でも他の曲どれもひとひねりあって、なかなか聴き応えあり。

    

Whale - Hobo Humpin Slobo Babe

もう20年以上前なのね…。
そういえば今日観たジャッキー・ブラウンも1997年の作品で、え、20年も前なの?と驚いた。

We Care

We Care

初めて聴いたときは衝撃的だったなー。

Buck-Tickのアマゾンレビュー欄がまるでボジョレーヌーボー評な件について


話は少し変わるけど、だいたい2年に一度発売されるB-Tのアルバム、リリースされる度にアマゾンのレビューをチェックしているが、レビュー欄がまるでボジョレーヌーボー評みたいで面白い。


まずは今回の『アトム 未来派 No.9』

  • ここ最近のアルバムの中でも一番の快作
  • 久々の傑作です。今までもいろんなタイプの作品をこのアーティストは作り続けてきましたが、その中でも久々といえる出来です。

    

『或いはアナーキー』(2014年)

   
 
『夢見る宇宙』(2012年)

  • 25周年にぶつけてきた大問題作?!
  • アニヴァーサリーでも守りに入る気のない意欲作

    
 
『RAZZLE DAZZLE』(2010年)

  • 近年最高傑作


 
『mement mori』(2009年)

  • 18年ぶりに出会えた“代表作”

    

『天使のリボルバー』(2007年)

  • まさに20年分の深み、旨みが濃縮されたかのような作品。
  • 言葉では『語る術が無い』作品とはこのことだ。


まあ長く続けているアーティストのレビュー欄なんて、みんなこういう感じなんでしょうね。