印象

    

今月あたまに初めて訪問した客先の部長からいきなりTelが入る。
      

のっけから、なんかちょっと怒り口調。
      
来月から取引が始まるのにあれはどうなってるかこれはどうか云々かんぬん言われる。
       

ん? あれ? この前もう話したやん、と思いつつ、はい、はい、と話を聞き、説明する。
     
そのうち、あーそう、それだったらOKだな、と納得したが、その後、「でも一回はこっちに来てもらわないとなー」との台詞。
     
     
ん?え?もしかして、
     
       

わ、忘れられてるやん!!!!!!!!
      
      

いや、この前行きましたやん、今月の6日に!!と言うと、
      

「あ、そうやったっけ、あーホンマや、名刺もあるわー、そうそう来てくれたなー、

自分*1 印象薄いから忘れとったわ!!
     

と、ようやく思い出してくれた(いや本当に思い出してくれたか相当怪しい)が、

おもいっきり僕のせいにされてしまった。
     
      
「すいません印象薄すぎてすいません」と爆笑しながら謝る。
       
        
しかし、爆笑しながらも実は結構へこんだ。キャラが弱いとか個性がないとか特徴がないとかいうのは、僕のいちばん気にしていることのひとつなのだ。
      
      
そういえば、僕たちの結婚披露宴の席で、司会にいきなり僕についてのコメントをふられた友人たちが、皆一様に困っていた、というか全員「まじめでいいヤツです」としかコメントできなかったのを思い出した。ザ・キングオブ没個性。あははは・・・は・・・。
        
     
僕の場合、坊主頭+無精ひげでアピールしてたつもりだったが、それくらいではダメなやうです。

思い切ってグラサンかけようか。グラサン営業。グラサンは売りません。
       
     
ま、もちろん外側じゃなくて、問題は中身だというのは重々承知です。
       
    

*1:大阪弁では二人称を「自分」と表現します