放流後

    
昨日娘が金魚をお友達からもらってきた。
      
     

昨晩は話だけ聞いていて、今朝娘といっしょに見てみると既に10匹のうち3匹がプカーッと浮いて帰らぬ人となっている。
     
      
これはもう早くマンション中庭の小川に放流してあげなければ、ということで、妻と一緒に降りていった、その5分後。
     
      
      
      
「全員食べられた(泣泣泣)」と、超ブルーになって戻ってくる。

         
この小川には鯉やらなんやらいろんな魚が泳いでいて、実は行く前に「食べられへんかな?」と妻に聞かれて「大丈夫ちゃう?いろんな魚いてるけど」と軽く答えてしまってた。
      
もう放した途端にその魚たちが一斉に集まってきたらしい。

ガーッと来てジャバジャバジャバーーッてなってジ・エンド。

まさに惨劇。
    
  
ただこの小川もいくつかのエリアに分かれてて、おたまじゃくしなんかが泳いでるところもあるのでその辺で放してやれば多分大丈夫だったんだろうけど、今更そんなこといっても後の祭り。
       
シクシクと泣いている娘には「やー、自然界ってのはやっぱり厳しいなー」とわけのわからない台詞でなんとかごまかしたが、目の前で金魚たちがパクパクあっという間に食べられる光景はかなりショッキングだったことだろう。
申し訳ない。非常に申し訳ない。
        
なんについても軽率な発言は避けたほうがいいなと実感した土曜日の朝でした。
    

合掌。