昨晩（多分明け方）見た夢の中で、高校の同級生だった女の子（Oさん）が出てきた。
Oさんと僕は同じ職場（大学みたいなところ）に勤めてて、僕がその子を数日前にふったという、とことん自分本位であつかましい設定。
玄関近くでばったり会って、旅行カバンを持っていたので「これから出張？」と聞くと、「そうなの」と彼女。割と普通に話せるなと思い、調子に乗って「どこに行くの？」とさらに会話を続けようとすると、ごめん、急いでるから、というような感じでスタスタと去られてしまった。そんな夢。
Oさんは高校当時、何故か僕に興味をもってくれてちょっといい関係になりかけた。
しかしながら、僕の変なプライドやら幼稚で間抜けな思考のせいやらで結局どうにもならなかったという、ビターではあるが全くスウィートじゃない思い出がある。あれは、あの頃は若かった、では済まされない大失態だった。
僕はこの他にも数少ないチャンスを同様に自らの手でぶち壊してしまい、結果的に高校生活3年間彼女なしで終わらせてしまった。男女交際の全くない高校生活なんて、あり得ない。切ない、切なすぎる。できれば高校生をやり直したい。もう中学とか大学はどうでもいい。高校だけ。
話がやや逸れたがOさんといえば、高校の卒業式の日、家に帰ると数少ない女友達Nから電話があったのを思い出した。そのNが僕にOさんのことはどう思ってるの？的なことを聞いてくる。多分Oさんに頼まれて聞いてきてるんだろうな、という感じだった。本来これは喜ぶべき展開なのだが、なんかその時は無性に腹が立って（直接聞いてこいよ、みたいな）、もうなんとも思ってない、だいたいなんでNがそんなこと聞いてくるの？とかぶっきらぼうに答えた。
それでOさんとの繋がりはぷっつり切れてしまったのだが、とにかく何故だか昨日の夢にその彼女が出てきたのだ。不思議。
そんなわけで、いろいろと高校の頃の苦い思い出を反芻した土曜日の朝。
