ハローサマー、グッドバイ : マイクル・コーニイ

     

ハローサマー、グッドバイ (河出文庫)

ハローサマー、グッドバイ (河出文庫)

     

青春ジュブナイルSFの傑作ということで、読んでみた。
でもそもそもジュブナイルって何?だっけ?
僕の理解では、ジュブナイル=少年の成長譚?みたいな意味?
→というわけで、ググってみた。
    

     
ジュブナイルjuvenile)は、ティーンエイジャーを対象読者とする小説のこと。
     ウィキペディアより−
     


     
あー、そういうことか。。。ふむふむ。。。   
………読むのが遅すぎた、ってことね。。。
     

……えー、気を取り直して、読んだ感想ですが、確かにそんな感じ。。。
十代で読んだら楽しかっただろうな。。。
     

ま、ストーリーはそんなジュブナイル、ってところだけど、SFとしての世界観、設定は緻密で、大変素晴らしかった。この世界観の素晴らしさは、この短い小説の1話だけで終わらせるのが勿体無いぐらい。逆に考えると、その勿体なさが、この小説が名作たる所以かもしれないな。
     
ただこの作品も、作品全体に漂うマッチョな空気には若干閉口ぎみ。
主人公に絡む女性キャラの、都合の良さ加減が半端ない(笑)。