娘が今年のあたまくらいからヴァイオリンを習っていた。
仲の良い友達が始めるということでいっしょにやり出したのだが、どうも、というかやっぱり、というかあまり楽しくないらしく、すぐに練習はしない、レッスンも半分おふざけ、みたいな状況に陥った。
それでも妻がなんとか練習をさせていたのだが、ボソッと「こんなんと思ってなかった…」とか呟く始末。
しかもその友達も先月引っ越してしまい、それでも続ける、とは一応言っていたようだが、ここに来てリタイアすることとなった。
妻と娘で何度も話しあい、先生にも相談して決めたらしいが、まあ要は妻の心が折れてしまったんだと思う。
妻いわく、「もっと音楽を楽しんでほしい」が、今みたいに半ば強制でやらせると、ヴァイオリンだけでなく「音楽そのものを嫌いになってしまう」かもしれないから、らしい。
でもそんなこと言ってたら5才の子なんか何でも投げ出すんじゃない?って僕は思ったけど(そして一応そう意見したけど)、こういう場合どこまで口を出すべきかいつも悩む。
娘を練習させるのも教室まで連れて行くのも全部妻がやるわけで、ヴァイオリンに限らずだいたい子育てって実際するのはほぼ妻なわけで…。
今回に関して言えば、僕は妻に、最終的にはあなたがどうしたいかじゃない?ってことで全権を委ねたので、まあ文句は言えないし、この妻の決定にも責任を持たなければならないとは思う。
絶対に続けろ、と言うべきだったのかなー。難しいな。