ちょっと大袈裟に言うと、『二人でファンタジーを創造し、維持する』ことだと思う。
少なくとも僕はそう思っている。
絶対的な価値観なんて持つのは不可能だ。なんでもかんでも無意識のうちに他人と比べてしまうし、隣の庭の芝生はキレイに見える。
だからこそ、二人は同じイメージを共有し、育んでいかなくちゃいけないんだと思う。
最近しみじみと感じるのは、人生は昔自分が思っていたよりも短いんだ、ということ。
これは別にネガティブになってるわけではなくて、ただただそう感じている。
そういうわけで、せめて死が二人を別つその時までのほんの短い期間、この小さなファンタジーを壊さずに生きていきたい。これが今のところ、僕の人生における最大の目標である。
で、とりあえず今何をすべきかというと、机の上に、山のように置いてある書類の処理。
しかも今日中。