『アフターダーク』村上春樹

短かいので2日で読了。引越と重なったので前半を前のアパート、後半を新居で読み、ある意味記念碑的作品となった。
あらすじをひとことで言うと「一晩の出来事あれこれ」。
村上春樹の長編には付き物の(と僕は思っている)、
 ①読んでて恥ずかしくなるセックス描写
 ②誰かが都合よく死ぬか行方不明
 ③最後の方で謎のパラレルワールドに突入
以上3点がどれも今回の作品にはなくて、ちょっと新しい感じがした。
あとスガシカオの名前がでてくるとは思わなかった。しかも「バクダンジュース」て。
ところで「謎の第三者の視点」という設定はなんだったんだろう?
中途半端やし。意味あるの?