ドミネーター(笑)

   
長男(小5)がこれを欲しい、というか買う、と言い出した。

PROPLICA ドミネーター

PROPLICA ドミネーター

近未来SFアニメ「サイコパス」に登場する、携帯型心理診断鎮圧執行システム。って長いし知らない人には何のことかさっぱりだと思うが、ひとことで言えば『喋る銃』。
僕はこのアニメを観てたので(本人は観てないがYOUTUBEでその存在を知る)確かに欲しくなる気持ちはわかるが、価格が15,000円オーバーとかあり得ない。
もはや子供のオモチャではない。大人のオモチャだ。
それにそもそもそんなお金ないだろと言ったら、「お年玉で買う」との主張。
いや、お年玉はそんな簡単に使ってはいけないと諭したが、じゃあお年玉はいったい何のためにもらったのか、自由に使えないなら意味が無いとか、「お年玉は誰のためにあるの論」になり出したりして、結局買う方向で日本橋へ。
中古品で安く出てる店がないかとあちこち回っていたら、クレーンゲーム景品で出回っている、サイズは同じ但し音も出なければ発光もしない、セガ製ドミネーターが1,900円で売っているのを発見。ネットで調べて、密かに落とし所だと思ってたヤツだ。
     

(いまアマゾンで見たら5,000円の値がついている…!!)

店員さんに中身を見せてもらうと思いのほか非常に良い質感で、長男も割と納得してこれを購入した。

で、家に戻って実物を手にしてみると、見た目はいいんだけどそこはやはりゲームの景品だけあって、中はからっぽで軽いのが致命的。折角なのでせめて中に詰め物して重量感ぐらいは出してやろうと思い分解方法をググッてみたら、LED内蔵しました的なサイトを見つけてしまい、これ、、、できるな。ってことで、100均のLEDライトを使って改造し出したら、結局止まらなくなって音声出るとこまで作りこんでしまった。


これはLED内蔵した時点。
   

最終的に、中身はこんな感じになりました。

   
   
ここまでするのに、結局新たにLEDセット、電子工作のボイスレコーダー、スピーカー、リード線、それに半田ごて*1を買ったりで、トータル4,000円ぐらいの支出(笑)。
ちなみに今回使用した電子工作キットは、 これ。中央の集積回路以外は全てバラ入りで、このサイトからDLした写真を見ながら基板に配置し半田付けしなければいけないという過酷さに、ちょっと挫けそうになった(笑)。
なんだかんだ先週も土日潰れるくらい時間かかったけど、いざ始めるとなかなか楽しい工作でした。
長男も、なんでも金を出せばいいというわけでは無いということを、頑張る父の背中を見て学んでくれたのではないだろうか。いや、そんな学びはこの話には無いか(笑)。
    


   

*1:しかもヒートカッター兼用タイプ、これが意外と重宝しました