小さな恋のメロディ(あるいは「血は争えない」または「嫉妬」)

    

      
     

  
孝太郎のクリスマスコンサートを観に行く。

学校の主催で、今回は3才〜5才の子供たちが、歌や踊りを披露した。

今年の4月から孝太郎も凜と同じインターに無理矢理通わせているけど、こういう行事を定期的に開催するところが気に入っているし、スゴいな、と思う。

孝太郎は今回が舞台デビュー。凜と違ってリラックスして楽しそうだった。
     
      
しかし実は今回の僕的ポイントは他にあって、それはズバリ孝太郎の『ガールフレンド』。

イザベルという名前の女の子で、誰の誕生パーティーに行っても常に二人でラブラブという妻からの情報や、「今日学校でチュッチュされた」などという孝太郎のうれしはずかし報告を聞いていたので、どんなものかと思ったら、それはそれは可愛らしい金髪の女の子で、噂どおり舞台でも二人ならんで楽しそうに歌っていた。
     

  

     
これはコンサート終了後。会うなりハグしていた。

やるな、孝太郎。という思いと、女好きなところは僕に似たんだろうな…という感想と、クソッ羨まし過ぎる!!という思いが僕の頭の中を駆け巡った。
    

しかしこんなにラブラブな二人ではあるが、イザベルは今年いっぱいでオーストラリアに帰ってしまうとのこと。

孝太郎…。