3日間の、ひとりだけのバケーションを終え、これから大阪に向け電車で帰る。
2日目の夕方は3時過ぎから日暮れまで、体力の限界に挑戦。
波は1日目よりも更に小さく、でもそれは初心者の僕としては好都合。
立ち上がって波に乗る感覚は本当に素晴らしい。
もちろんそんな感覚を味わったのはほんの数回だけだけど、やっとサーフィンらしくなってきた。
夜はメールのチェックなどしていると9時をまわってしまい、2kmほど先にある最寄のコンビニまで(他の店は7時くらいで閉まる)のんびりとチャリででかける。
久々に満点の星空を仰いだ。気持ちいい。
その後11時頃帰宅した二人(ブルースと友人のジュディ)とビール片手に(といっても僕は水を飲んでただけだが)1時間ほど、高知での暮らしや、それぞれの出身地のこと(ブルースはオーストラリア、ジュディはカナダのバンクーバー出身)や、家族のこと、それにもちろんサーフィンについてなど、日本語と英語ごちゃまぜで話をした。
二人の暮らしぶりは決して楽なものではないと思うが、人生を、そしてここ高知での生活を満喫している。
人生お金じゃないな、としみじみ思った。
3日目、ここ最近ではいちばんいい波が来ている(ブルース談)らしく、二人はいそいそと他のサーフポイントをチェックしにでかけた。
たしかに波が大きい。でもそれは僕にとっては超ハードな状況。沖に出るまでに力を使い果たしてヘロヘロ。
3日目ということで体力もかなり限界にきていて、3時間ほどがんばったがうまくできたのは2回くらい、あとはボロボロだった。
そういうわけで3日間、あっという間ではあったけど、(ちょっと大袈裟にいうと)夢のような時間を過ごせた。
今回2週間の休暇を強行で取得したが、やっぱり無理して取った甲斐があった。
もちろんそれは周りの人たちの協力無しにはできなかったことで、非常に感謝している。
しかし南国のマレーシアに住んでいるクセにほとんど日本語で仕事して、ほとんど日焼けしてなかったのに、日本に戻ってきて英語で話して、こんなに日焼けして(ちゃんと日焼け止め対策はしていたのに真っ黒)、しかも美しい大自然の中。なんか不思議だ。