ナオコーラって!

    

人のセックスを笑うな (河出文庫)

人のセックスを笑うな (河出文庫)

    
文庫が出ていたので購入したが、書店で探すのにたいへん苦労した。河出書房と知らなかったもので。店員に聞けばよかったのだけど、『人のセックスを笑うな』はどこですか?って聞くのがどうしてもためらわれたのだ。
    

感想は、ひとこと、良かった。
ただ、もうやっぱり基本永作さんのイメージになってしまってるので、そういうビジュアルが限定される前に読みたかったなーと思う。


あと以前からナオコーラって!という気持ちがあって、それがこの本を今まで読まなかった原因でもあるのだが、解説を読んでなるほどと納得した。*1


“ナオコ”=日本人女性の象徴 +“コーラ”=高度資本主義社会のシンボルで、この世は殺戮の時代現代社会に逞しく生きる女性、という意味をこめているらしい。


でもやっぱりこの名前は損していると思う。


     

*1:高橋源一郎スゴイ!でも彼の作品は二度と読まないと思う。『君が代は〜』があまりにもグロすぎた