マンゴスチンクッキー

     

自分のアホさにほとほと嫌気がさす。もうイヤ。
    

今日は豊橋での客先打ち合わせの後、新幹線で大阪まで戻ってきた。

新大阪で列車を降り、ホームからエレベーターで降りてきてから、スーツケースを置き忘れてきたことに気付く。

慌てて戻るが既に扉は閉まった後。駅員さんに必死こいて「荷物が、荷物が!!」と訴えるが、もちろん完全無視。白目。
    

その後この駅員の指示で、
     
⇒忘れ物預かり所に行き経緯を説明

⇒荷物は岡山にて引き取りかもしくは着払い宅急便と言われる

⇒宅急便では2日後の受け取りとなるため帰りの便に間に合わない

⇒しかし幸い次の便に乗ればまだ岡山で当日受け取り可能とのこと
     

そういうわけで次ののぞみに飛び乗り、岡山へGO!!
       

列車に乗り込んですぐ車掌に経緯説明。
      
しかしこの車掌さんが良かった。まず荷物の有無を確認していただき、その場で引き取りできるよう段取りしてくれ、しかも本来払わなければいけない 新大阪⇔岡山 の運賃はもういいよ、との神のようなありがたいお言葉。
     

その後車内であーそういえば西村しのぶの漫画に、寝過ごして岡山まで行っちゃうエピソードがあったよなーまさか同じことするとはなー(僕は寝過ごしたわけではないのですが)、などと考えほくそ笑む。
       
     
僕のカバン(以下Bと略す)が乗ったひかりは僕の乗ったのぞみより後に岡山へ到着するため、なぜか僕が岡山のホームでBを待ち受けることになる。なんかひたすら間抜けな気分でいっぱいになる。
     
しかし何故かだんだん楽しくなってきて、友達に電話したりする。
      

そして程なくBを載せたひかりが到着。
      
車掌さんは若い女の方。もうその場でホイっと渡してくれるのかな、と思ったら、受け取りの手続きがどうしても必要とのことで、自らBをかかえて駅長室まで走っていき(もちろん僕が持つと言ったのだけど「いいです、いいです」と、どんどん走って行かれた)、すぐに処理していただく。いい人だ。
      

で最後に、何かあなたのカバンとわかるものはありますかと聞かれ、

マンゴスチンクッキーが入っています」と返答*1
     

もちろん即オッケーとなりました。
      
        
しかしまあラッキーだったしなんだかんだ楽しかったな、と思う反面、冒頭にも書いたが自分のアホさが本当にイヤになる。

もし世界が僕のような人間ばかりなら、きっと人類は未だに月には辿り着いていないだろう。
    
    

*1:実はこれも昨日客先で渡すのをすっかり忘れてた代物なのだ!もう間抜け過ぎて笑えません。