やっぱりスガシカオいいわー。    

    

もしも君がいなくなってしまったら
たとえば猫や芋虫になってしまったら
メソメソと泣くよ
でも そのうち都合のいいネタにしてしまうかも
     
ねぇだから今日は そういつもより
長い電話をしよう
なんとなく君に後ろめたいから
やさしくふるまっておこう
       
ねぇだから今日は 散歩に行こう
誰もいない夜の街
月の光でたいていのことは
美しくみえるから
     
     
『8月のセレナーデ』
   
     
      
人間誰しもが持っている(持ってるよね?!)二面性を生々しく描いた歌詞に、共感しまくる。
いや、共感というよりは、自分がそういう残酷な一面を持っていることを、生理的本能的には否定拒絶したいんだけどしきれない、そんなモヤモヤした感覚。
この曲を聴くたびに、そういう感覚が頭の中からおなかの辺りまでだーっと降りてくる。
それは決して気持ちのよいものではないんだけど、一方では快感をおぼえていたりもするのだ。

Sugarless

Sugarless


スガシカオ好きだと言いつつ聴いてなかったアルバムも何枚かあって、これもつい最近借りたばかり。
      
      
しかし何度聴いても「君が芋虫になってしまったら」の歌詞にはドキッとするなあ。