『ふたりジャネット』テリー・ビッスン 河出書房新社

id:globalheadさんの日記(id:globalhead:20041124)で絶賛されていた一冊。短編集。


基本的にSFなんだけど、日常のドラマの中にSFの要素が入り込んでいる、といった感じで、SFに興味のない人にも抵抗なく読めると思う。
また、シリアスタッチの「冥界飛行士」を除けば、どれもちょっとユルい空気の流れる作品ばかり。読後感の気持ちよさ保証済み。


特に万能中国人ウィルソン・ウーの登場する連作が超ラヴリー!ウーは主人公であるアーヴィンの友人なのだけど、様々な現象を数式で表して解説する。その数式のデタラメ加減が絶妙でサイコー。

他にも妙な味のある、表題作の「ふたりジャネット」や、「熊が火を発見する」なんかも、とても楽しく読みました。