吸血鬼もの、その他の映画について

ヴァンパイアもので一番面白かったのは『ヴァンパイア最期の聖戦』。これは『遊星からの物体X』などのB級SFホラーの巨匠、ジョン・カーペンター監督作品。主人公は吸血鬼ハンターチームのリーダーという設定で、西部劇に吸血鬼を取り込んだみたいな感じ。暗い館に潜むヴァンパイアを引きずり出して燃やす!!その燃え方が、え、腰に花火を挿してるだけでは・・・。でもかっこいいのだ。 あとちょっと変わったところでは『アディクション』。女子大生が吸血鬼になって、あれやこれやというお話。舞台はNYで、モノクロのちょっとスタイリッシュな感じのちょっと変な映画。クリストファー・ウォーケンが吸血鬼役で出てて、メチャクチャはまってる。クリストファー・ウォーケンはこの他に『ゴッドアーミー』という映画で悪魔の役で出てて、それもとてもいい雰囲気を醸し出しています。特殊メイクとかは一切してないのに、もう佇まいが悪魔そのものなのです。しぶい。