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またまた舞城さん。

煙か土か食い物 (講談社文庫)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/12/14メディア: 文庫購入: 23人 クリック: 194回この商品を含むブログ (338件) を見る 舞城王太郎のデビュー作。広い意味でのミステリとして、非常に面白かった。疾走感、…

「千年の祈り」

千年の祈り (新潮クレスト・ブックス)作者: イーユンリー,Yiyun Li,篠森ゆりこ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/07/01メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 69回この商品を含むブログ (79件) を見る さまざまな境遇にある人たちのドラマ。中国人が英語で…

品川猿て

東京奇譚集作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/09/15メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 95回この商品を含むブログ (552件) を見る 5編で構成された短編集。 一話めの、小説というよりは・・・な感じの「偶然の旅人」が良かった。これは『回…

プリンは絆!!

銃夢 Last Order 10 (ヤングジャンプコミックス)作者: 木城ゆきと出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/07/19メディア: コミック購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (28件) を見る 9巻でカエルラ編が終わり、再びストーリーが進みだす。 今回の見…

舞城フェア

みんな元気。 (新潮文庫)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/05/29メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (107件) を見るスクールアタック・シンドローム (新潮文庫)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日…

ダンスx3

ダンス・ダンス・ダンス(下) (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/15メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 29回この商品を含むブログ (240件) を見る 下巻といえばハワイ。約100ページ強にわたって展開される"ハワイ編"は何度読…

『エスケイプ/アブセント』

エスケイプ/アブセント作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/12/01メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (93件) を見る 『エスケイプ』と『アブセント』の二編収録。 主人公が40でホモ、という設定に読む前は若干ひいていた…

ジャージの二人

ジャージの二人 (集英社文庫)作者: 長嶋有出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/01/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 59回この商品を含むブログ (141件) を見る 文庫版が出たので購入。どこまでもユルい空気感、あくまでオフビートなユーモア、それでい…

プラナリア

プラナリア (文春文庫)作者: 山本文緒出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/09/02メディア: 文庫 クリック: 22回この商品を含むブログ (140件) を見る ある意味超リアルな小説だと思う。 愛している、とても大切な人に対しても、ときには「ウザい」とか「…

『タイタンの妖女』

タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫 SF 262)作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1977/10メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 288回この商品を含むブログ (249件) を見る最近こればっかり読んでいる。 最初に読んだと…

「泣かない女はいない」長嶋有

泣かない女はいない作者: 長嶋有出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/03/15メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (125件) を見る 表題作ほか「センスなし」(プラスα)収録。この「センスなし」は非常に良かった。10年以上…

『東京湾景』吉田修一

東京湾景 (新潮文庫)作者: 吉田修一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/06/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (65件) を見る 吉田作品は『パークライフ』に続く2作目。この人の文章はとても読みやすいというか、シーン毎の空…

『太陽の塔』森見登美彦

太陽の塔 (新潮文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/06/01メディア: 文庫購入: 74人 クリック: 444回この商品を含むブログ (731件) を見る 非モテベクトルな京大生達が主人公の物語。少し大袈裟な言い回しが鼻につくようなところや、…

「ZOO1」 乙一

ZOO 1 (集英社文庫)作者: 乙一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/05/19メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 61回この商品を含むブログ (305件) を見る 初乙一。1話目「カザリとヨーコ」、2話目「SEVENS ROOM」を読み終わった時点で、買ったことを後悔した…

「パーク・ライフ」 吉田修一

パーク・ライフ (文春文庫)作者: 吉田修一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/10/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 52回この商品を含むブログ (254件) を見る 芥川賞受賞の表題作は、とても僕好みの一作だった。文句なく傑作だと思う。癖のない文章…

「屈辱ポンチ」 町田康

屈辱ポンチ (文春文庫)作者: 町田康出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/05メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 37回この商品を含むブログ (74件) を見る 初の町田康。表題作と「けものがれ、俺らの猿と」の2編収録。保坂和志が解説を書いてて、まずそれを…

『ダンス・ダンス・ダンス(上)』 村上春樹

ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/15メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 67回この商品を含むブログ (367件) を見る 関空の本屋さんで買う。ちょっと前から再読しようと思っていたので。実に15…

『銃夢 Last Order 8』

銃夢 Last Order 8 (ヤングジャンプコミックス)作者: 木城ゆきと出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/11/18メディア: コミック クリック: 3回この商品を含むブログ (45件) を見る 今回は丸々カエルラだ!!ガリィ出番なし!!しかしながら、この銃夢世界の…

『GANTZ 18』

GANTZ 18 (ヤングジャンプコミックス)作者: 奥浩哉出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/11/18メディア: コミック購入: 6人 クリック: 15回この商品を含むブログ (51件) を見る 18巻は、まるまるバトル!! アクションのみ!!590円だして買って、ゆっくり読…

『ケルベロス第五の首』

ケルベロス第五の首 (未来の文学)作者: ジーン・ウルフ,柳下毅一郎出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2004/07/25メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 23回この商品を含むブログ (174件) を見る 中篇3話収録されていると思ったら、3話で構成されたひとつ…

『ケルベロス第五の首』

ケルベロス第五の首 (未来の文学)作者: ジーン・ウルフ,柳下毅一郎出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2004/07/25メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 23回この商品を含むブログ (174件) を見る 最近あまり読書してない。 これもまだ途中。 表題作ほか2編…

『ジャスミン』 辻原登

ジャスミン作者: 辻原登出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/01/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見るとても面白かった。今年読んだなかでは今のところイチバン。 大人のファンタジー。 恋愛に命懸けまくり。

『好き好き大好き超愛してる。』 舞城王太郎

好き好き大好き超愛してる。作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/08/07メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 179回この商品を含むブログ (335件) を見る 表題作ほか1編収録。 表題作『好き好き…』は、同じようなテーマの短編を並べてひと…

『タンノイのエジンバラ』長嶋有

表題作ほか3作収録の短編集。 4作どれも非常に楽しめた。 どの作品にも流れるユルい空気が好きだ。長嶋有はきっといいひとなんだろうな、と思う。主人公がみなちょっと冷めた目でというか一歩下がったところからというか、まあそんな感じのポジションで世の…

コミック「銃夢 Last Order」⑦ 木城ゆきと

あー面白い、おもしろすぎるー。 「ゲシュタルト崩壊」とか、「アンダーソン局在」とか、「hypnotizer」とか…。 今回は、前半ガリィのバトル、後半はゼクス達のバトルかと思えば実は…、とバランスも最高。エルフ・ツヴェルフの間抜けっぷりもいい感じ。

「飛行少女」(下)伊島りすと

表紙の写真、綺麗だなと思ったら、蜷川実花だった。 相変わらずストーリーが展開せず、読み進めるうちに、本当に完結するのか心配になった。 この手のお話しは、現実的な世界にいかに非現実が侵食してくるか、そのバランスがポイントなのだと思う。そういう…

「飛行少女」(上)伊島りすと

装丁とタイトルが気に入った。 ジャンルでいうと、意外にもミステリー&ファンタジー。 話しがなかなか前に進まない感じの(上)だった。 でも好きな感じのストーリーだ。早く続きが読みたい。

『アフターダーク』村上春樹

短かいので2日で読了。引越と重なったので前半を前のアパート、後半を新居で読み、ある意味記念碑的作品となった。 あらすじをひとことで言うと「一晩の出来事あれこれ」。 村上春樹の長編には付き物の(と僕は思っている)、 ①読んでて恥ずかしくなるセック…

『ふたりジャネット』テリー・ビッスン 河出書房新社

id:globalheadさんの日記(id:globalhead:20041124)で絶賛されていた一冊。短編集。 基本的にSFなんだけど、日常のドラマの中にSFの要素が入り込んでいる、といった感じで、SFに興味のない人にも抵抗なく読めると思う。 また、シリアスタッチの「冥界飛行士」…

コミック「ハンター×ハンター」21巻

やっぱ面白いなー。今回もキルアおいしいどこ取り。 いよいよキメラアントの王が登場したけど、超印象薄いっす。 やっぱキルアいいよ〜。泣き顔とか、もう胸キュン(ちょっとやばい)!! オチもサイコーでした。 富樫先生、天才。 ガンバレ。 ところで、ゴン…